快調談話室

ウルトラ・マン回顧 その4


ウル〔トラウマ〕ラソン

17日黒部市の長谷川旅館を出発
参加者も少しづつ減って行き東京の小澤さんと2人だけになっていた我々も今朝はJSC愛知村雲支部長や静岡の神尾さんも加わり賑やかにスタート。
昨日の朝、UJ福井整備工場で老いる(オイル)交換とタイヤローテーションを受け黒部へ走行の途中、後輪ブレーキライニングが多少ドラムに触れていたのか次第に熱を持ち膨張し、途中でロック状態となり神尾さんの待つ道の駅への到着が遅れ迷惑をかけてしまった。
 本日は何も無いことを心に祈りながらのスタートだった。
国道8号線を北上し、しばらくして次の道の駅で新潟の吉澤さんが待っていてくれた。行き先ざきでの会員との出会いは嬉しい。全国区はいいな〜と思いつつ走行していると突然フロント車輪が大きな音と共にロック、私の体は運転席から大きく飛び上がった。
慌てて路肩に車を寄せ赤旗を出す。赤旗が即出てくるのには笑ってしまう。いつでもトラブルに対処できる準備ができているのだ(笑)
UJ整備スタッフも飛んできてくれた。怪鳥車の年式ではドラムブレーキ仕様になっていたのがブレーキ不安もあったので購入時にヤマハ製のディスクブレーキに交換していた。
 トラブル内容はディスクブレーキのキャリパー取り付けボルトが折れていた。幸い油圧ホースも破れなかったので応急処置を受け、怪鳥車は後ブレーキのみ走行で下道をロケットモータースまで走ることとなり、吉澤さんが先導してくれた。
本隊はJSC新潟支部のみなさんが待ってくれている道の駅まで高速道を走ることとなり二手に分かれた。
これが高速道で起きていたら・・・と想像すると背中に太陽熱で焼きつく汗もゾ〜と背筋が冷たくなりジュ〜と蒸発して行った。
ロケットモータースに着くと直ちにキャリパーステイを応急で自作してくれる気さくな米田社長さん。昔、諸井敬商事で購入したドニエプルの苦労話をしてくれた。ついでにダイナモ発電容量もテスターで診てくれたが回転を上げても電圧は変わらなかった。
水の駅「ビュー福島潟」では羽田さんと久しぶりの対面を果し、羽田さんの顔であるいつもながら大きなレンズをこちらに向けガシャリと記念撮影を受けた。
 その後、新潟支部のみなさんと海岸地帯を高速ラン、突然先頭のテクニカル・サポートカーが停止、そこから蜘蛛の子を散らすようにUJスタッフがパンツ一丁で海岸に向け一目散!
ザブ〜ン、お〜なんと彼らは大陸的なのか・・こちらは発電機不良による夜間走行不可のため、太陽が沈むまでに旅館に到着したいのに・・・とイライラしながら彼らを眺めていた。
2008年07月31日(木) No.160 (快調)
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ウルトラ・マン回顧 その3


ウルトラ・マン回顧 その3

我々ウラルチームスピリット軍団が秋田から青森に至る国道の峠に差しかかった所でパトカーとスライドした。ロシアと日本の国旗をはためかせた軍用サイドカーの集団が余程異様に見えたのかUターンし追って来た。
「そこの集団止まりなさい」とパトカーからスピーカーの声が流れた。
ウラルチームスピリットのリーダー ミハエル社長が応対する。最後尾の当方はしばし静観。
直ぐ開放されると思いきや、前方では時間がかかっている。
間もなく通訳のオレーシャさんが私の方に駆け寄ってきて「警察の方がデモ車(08‘2WDギヤアップ車)を普通免許で乗っているのはおかしいと言っている。解るようように説明してあげて」とのこと
「私が説明します」と警察官に近づくと「あっ!日本人の方がおられたのやね」と返答の挨拶
怪鳥「バイクから舟を取り外しても走れるのがサイドカーの呼称で自動二輪免許が必要、バイクと舟を切離すと走れなくなる構造でうしろの2輪が一軸でつながっているサイドバイクは昔のオート3輪と同じで普通免許で乗れる」と説明
この間、上司の警察官は本署に問い合わせしている。
中々理解してもらえないので現場警察官宛の通達コピーを見せ「短時間でやってもらえないとこの書面の内容が現場警察官に徹底できてないと外国メディアに思われるのは日本国としても困るよ」と伝えたが時既に遅く、同行のロシア沿海地方テレビ・ラジオ局の撮影クルーが我々のやりとりをビデオで撮影中で実況アナウンス録取り中であった。
これらの法律もここ数年でコロコロと変遷してきたので現場の警察官にも徹底は難しいのだろう。
やっと理解してもらえ出発許可がでたので「函館のロシア祭りに遅刻したら国際問題になるよ」と冗談を言ったが先般のG8洞爺湖サミット前ならもっと大変だったに違いない。
【写真】 取調べを受けているウラルチームスピリット、前方にパトカー
2008年07月30日(水) No.157 (快調)
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ウルトラ・マン回顧 その2


ウルトラ・マン その2
苫小牧のフェリー乗り場寸前でエンジントラブルにより乗船できなかったことを前述したがその後、づっと付き添ってくれていた高田屋さんとは翌日の仕事もあり別れた。
これからさらに札幌まで帰られるのには頭が下がる思いがした。というのも電気関係に弱いウラルが小雨状態の中を走るのである。しかもサポート無しで・・・申し訳ない、無事に帰れますように・・心の中で念じた。
 ひとりになった私は辛うじて近くのコンビニ・ローソンでエンジンストップとなった。
もうバッテリーも全部使い切ってしまった。
ローソンの店員『にバッテリー充電のために電源を貸してもらいたい』旨を言ったら中に居る店長に相談に行った。この間どうかな?返事が心配であった。少しして店長が出てきて「それはお困りでしょう、どうぞご使用ください。トイレもお使いください」というのである。
お〜何とありがたきかな 今日からローソンファンになろう、そしてローソンの呼び名を“労損”から“朗徳”に変えようと心の中で自問自答していた。
 最悪の為の装備(テント・寝袋・炊事用具etc)は用意していたのだが雨天により地面が濡れていたのであきらめ、カー側の荷物を全部放り出しそこに座って傘をふとんにして仮眠した。
その時、仮眠しながら考えたこと。[そうだ、スペヤタイヤ側までストレートにリクライニングシートにすればもう少し寝易いな・・フレーム外すと強度的に問題あるかな・・ムニャムニャ]と考えている間に少し寝てしまったらしい。
外が少し白々として来た。起きてバイクのミラーを覗き込むと「ワオォ〜くまが写っている、ギャ〜くまが出た」 この1日は心労もあってか目の下にくまが出ていたのだ。
この後、無事エンジンの火入れ式もおわり、店長に礼を言ってローソンを後にした。

無事小樽の新日本海フェリーに午前中到着、出港は21:30と充分時間があったので切符を購入の際、売り場の青年に充電させてもらいたい事情を話したらここでもまた上司に相談に奥へ入っていった。
しばらくして奥から先輩格の人が出てきたので再度事情を説明したが「NO」の一点張り、恐らく一人の人にそのようなサービスをするときりがないとか安全上の問題があるのかも知れないがダメな理由は話してくれなかった。そこで私は「もしエンジンがかからなかったら他のお客様にもご迷惑をお掛けすることになるので協力してもらいたい」と言ったが依然として「NO」であった。この御仁は旅に出たことは無いのだろうか・・・物流で収入を得ておきながら乗務員や旅人の心が分からない会社、どういうポリシーで職員を教育しているのか甚だ疑問である。もしこのような者が自分の部下であれば私の爆弾が炸裂しているところだ。
前述のローソンの店長と比較すると実に情けない話で客に対する企業間の対応の格差をみた1日であった。
【写真】小樽フェリーターミナル待合室から小樽の街を望む
2008年07月28日(月) No.154 (快調)
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ウルトラ・マンを終えて その1


ウルトラ・マン祭の初年度は実証実験の年と位置づけ無事終了することができました。
これらの体験から得た多くの問題点をUJ社と同じ土俵で共有し、より良き車輌に改善されるよう協調し、全国ウラルファンにとって進化されて行く走る実験室をめざします。
 これよりシリーズとして数回に分けてレポートをお送りしますのでお楽しみください。
その1.
ウルトラ・マン参加に際し怪鳥車は走行距離5000kmと少なかった為、皆さんが受けているトラブル等問題点は出ていませんでした。
今回の参加でハリストが十字架を背負って歩いたように怪鳥が会員のトラブルを一手に引き受けるがごときに従来行っていた労(いたわ)りの走行などをせづ、サポート車も伴走しているのでエンジンが壊れても08‘製デモ車2台には思いっきり追いて行き、この際、膿(問題点)は全て出しておこうと心に決めていた。
 トラブル内容は一覧表で後述するが最終段階では北海道高田屋さん状態になって行く。
会員の多くがこの電気系統で悩まされてゆく、雨天時の配線のリーク、発電機の不良、結線やハンダの脱落 などが主な理由である。ワラビー児玉氏も今回津山以東の走行を断念せざるをえなかった。
これ程、各車の同一箇所が不良であった場合、日本国内のディーラーであればリコールの対象となり届出を求められるに違いない。
でもどにぺれ会のメンバーならこの不具合に対し対応しきれなかった場合の自分自身の技量を責めてしまう御仁が多い。これらは日本人的発想(相手を責めず自分を責める)であって、欧米なら不具合を出したメーカー側にその責を問うのであろう。
もっとも値段に寄るところもあるかも知れない。今回のデモ車である08‘車の新車価格が170~180万円の売価とか噂されている。ここまで来ればユーザーも費用対効果を考え技術料まで払っているのだから・・・と言うことで更なる精度を要求して行くことになるであろう。
どうだろうか、価格の上昇があってもメカが苦手な人も購入し仲間が増えるだろうか、この価格帯であれば国産を購入・・? 悩ましいところである。
つづく
【写真】怪鳥車と赤神尾車
2008年07月24日(木) No.153 (快調)
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奥州平泉に落つ


本土最北端まで同行し守り続けてくれた古川@芝浦守から離れ単騎となった怪鳥車を函館で受け取った北の守備隊、戦い敗れこのまま隠れ居を続けても事態を好転できる望みがなく、義経は奥州平泉へ逃げることを決意した。頼朝が敷いた広く強固な包囲網のため、義経の逃避行に用意された地は藤原秀衡が統治する平泉を措いて他になかった。
元いっ!じゃなく小樽行きを諦め3時間で到達できる苫小牧の渡し舟場(フェリー乗り場)へ夜間の逃避行となった。

家来たちは一人の心変わりもなく参集し、文治3年(1187年)2月山伏の出立(いでた)ちに身を包み北へ旅立った。山伏の連の先鋒には高田屋、次に怪鳥、続いてボボ@小樽君が守役、しんがりが小澤の守の姿が見られた。

一行は、度重なる怪鳥車の原因不明によるエンジンストップに苦しめられ、手配られた追手方をどうにか振りきるか苦心惨澹(さんたん)した。
協議の末、原因は不明ではあるがバッテリーなど電源回りの結線を無骨に太く確実にしよう。と言うことになりそれぞれのい騎馬からはドラえもんの何でもポケットのように薄ての軍手、電気接点の接続を良くするスプレー、レンチのような使い方の出来るマイナス・プラスドライバー、太い電線などの道具がでてきた。各人如何に今日まで苦労をしてきたか、創意工夫が伺われその技術レベルも高い。
再び順調に走り出した一行ではあったが守り役ボボ@小樽の騎馬が不調となり台座となる。しんがり小澤の守が後方かく乱の為にその場に残留。高田屋と怪鳥車二騎は舟渡し場の時間に間に合わせる為、後ろ髪を引かれながらも先を急いだ。このとき、主従を纏う山伏の装束は風雨に痛みぼろぼろになっていた。
ようやく舟渡し場手前100Mに至った時点で怪鳥車の騎馬は安心してしまったのかその場でダウンしてしまった、結果、渡し舟は怪鳥を乗せぬまま出港してしまった。次の渡し舟は翌々日しか出ないのである。
やむなく怪鳥は近くのローソンで電源を借り翌朝までバッテリーを充電、野宿に決めた。翌朝は霧雨状態、配線のリーク状態はつづく、1本1本の配線の水分をとり接続点の増し締めを行っている間に日も差し始めたので点火を試みた。
何度かキックしている内、やっとエンジンは蘇った。さぁ小樽の渡し舟を目指して回送だ。エンジンが止まれば又その時に考えよう。 高速をひたすら走った。キックボクサーになれるほど何度かキックをしたので疲れたのか騎乗では睡魔に襲われる。やっとのことで小樽のインターを出たら後方より「会長!!こっちこっち!」の声  あっボボ君だ。自分の騎馬が大変なのに4輪駆動戦車に乗り換え追ってきてくれたのである。
生涯忘れられない感動の再会である。 つづく
 *文中は筆者疲れの為か文章内容が義経奥州平泉逃避行と混乱しているがご容赦を
【写真】 小樽の舟着き場にてボボ君が怪鳥車のタイヤ交換を行ってくれている。
2008年07月20日(日) No.149 (快調)
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ウルトラマンin津山 準備着々


【津山WH&兵舎 ウェルカムパーティー準備着々と】

鈴鹿婦人部隊の軍曹(国防兵員栄養補給食研究家筆頭室長)が活躍する厨房のリニューアル完了しました。
応援していただいたみなさんありがとうございました。

チナ軍曹腰が痛い中をロシアン料理に奮闘されます。
パンの生地の仕込が済んだとかの無線を傍受しました。

兄者が奏でるコントラバスも発送されたとかで到着を待つのみ。
これでピアノ・ドラム・ベースのトリオが完備です。

そしてヘルマン作詞作曲演奏の♪どにぺれ酒♪の発表があります。
UJの御麗紗(オレーシャ)さんもウォッカを持参して来られるそうです。

夜、飲みすぎてウルトラマン計画は津山が最終になりそう。
2008年07月06日(日) No.148 (快調::本部基地)
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ありがたきかな助っ人


厨房関係の内張りが最終を向かえた。
耐熱性ボードなのでかなりの重量。
1段ずつ積み上げて行って、最上段は一人では持ち上がらない。
どうしょう、、、一人でなんて冗談じゃない。

そんなとき♪パンパカパ〜ン♪
ファンファーレとともに登場するのは会員番号203番 岡山県井原市在住の三宅さん。

井原市といえば広島側にあり、WHまで対角線で150Km近くの距離を北上されてやって来られた。黒色ボディーにメッキが光る高貴なウラルで登場! この距離は神戸本部からさして変わらない。

その後、無事帰られただろうか。
WHでの労働で疲れ、居眠り運転など・・・ いや〜ウラルはいつも緊張感を与えてくれる乗り物だから大丈夫(笑)

今度のウルトラマンでは四国から三宅さんの自宅前を通過しWHに向かうコースとなっているそうな。
2008年07月06日(日) No.147 (快調::本部基地)
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